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福岡ソフトバンクホークスの主力打者 松田とイデホが大勘違いの巻 [野球]

2015年のペナントレースは、開幕前の予想通り福岡ソフトバンクがパリーグをぶっちぎりで制し、プレーオフも無類の強さを発揮し日本一連覇を達成した。

工藤監督もオーナーの孫さんも、うれしそうに胴上げをされていた。

野球シーズンも終わり、各チームが新たな監督を迎えることとなった。

わが阪神タイガースは、今年の開幕直後から業界では、本命視されていた金本が就任し、掛布2軍監督というBIGニュースも飛び込んできた。

巨人は、野球賭博にかかわった3人の投手がクビになり、原監督も辞めた。
新監督は、江川ではなく、高橋だった。

結局最下位で終わった責任を取って辞任した中畑にかわりラミレスを新監督に迎えたのはDeNAだ。

セリーグの監督は全員40代という若い監督ばかりになった。

そんな状況の中、ぶっちぎりで優勝したSBホークスの主力打者の二人がメジャー挑戦をぶち上げたから驚きだ。
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日本シリーズ優勝に大きく貢献したイデホは、本来の4番内川が怪我で欠場した代わりを見事に勤め上げた。

それは認める。

しかし、今年1年の成績を振り返ってみると、

打率282 本塁打31本 打点98点 三振109 出塁率318 得点圏打率255

今年1年ぶっちぎりで優勝したチームの5番をまかされた打者の数字として見たときに、打点98点はかなり少ないし、得点圏打率255では、話にならない。
今年球場が狭くなったヤフオクドームで本塁打31本も少ない。

イデホの年俸は5億円だ。

高すぎるのではないか。

もっとも1年間遊んでいた松阪の4億円よりはマシだが・・・

はっきりいってメジャーでは通用しないだろう。守備は下手だし、足は遅い。
体形からくるイメージと違い、長打が多くはない。
そして肝心の得点圏打率が悪すぎる。

まあ無理だろう。
ホークスがお金をくれるんだから、契約しといたほうが無難だと思うが・・・・


松田はどうか?

打率287 本塁打35本 打点94点 三振135 出塁率357 得点圏打率303

イデホよりほんのちょっとだけマシといったところだ。
三振が多すぎるが、メジャーの動く球が当たるんだろうか?
得点圏打率の低さが致命傷だ。

今年の年俸が2億2千万でFAしたから球団が4億提示したそうだが、はっきりって高すぎると思う。

この程度の数字の選手に4億も出す国内の球団はないと思う。
メジャーなんか行かずに、4億もらったほうが絶対いいと思う。

しかし今期のめちゃめちゃ強かったホークスのポイントゲッターである5番と6番の打者が
得点圏打率255と303なのだから、もうちょっと勝負強い打差がもし替わりにいたら今年のSBホークスは100勝していたに違いない。

ちなみにトリプルスリーの柳田は

打率368 本塁打34本 三振101 出塁率413 得点圏打率469 

あの二人分の給料をやってもよさそうなくらいの成績だ。
ちなみに今年の年俸は9千万。
松田とイデホが抜けたら9億浮くわけだから、柳田に3億くらいあげて頂戴。



巨人の福田が野球賭博で御用?野球賭博はむつかしいよ! [野球]

巨人の福田投手が野球賭博の罪を問われ厳罰処分だそうだ。

筆者も昔、野球賭博にはまったことがある。
昔、証券マンだった頃、客だった国鉄職員から話を持ちかけられた。

遊びで5千円とか1万円くらいかけたらどう?
そんな甘いささやきにすっかリのってしまった。

ちょうど春の甲子園が始まるころだった。
前の試合が7回裏くらいになったころ、あるところに電話を掛けるのだ。
そして次の試合のハンデをきかせてもらう。

「A高校からB高校へいちはんに。」

そういうハンデをきいてどちらにかけるかを決めて、掛け金を告げなければならないのだ。
ハンデがややこしい。

1点とかだったら簡単だ。試合でどっちが勝つかそのものを考えていけばよい。
ややこしいのは1,5点や1半。
さらに複雑なのが、1半2.というヤツ。
1.5の場合はハンデを出したほうに掛けた場合、掛けた方が2点差で勝てば5分勝ちとなる。
1万円かけていたら5千円の勝ちだ。
それから手数料1割引かれて4500円の勝ちとなる。
手数料は勝った側から1割が胴元へ行く。
負けたほうは手数料はなく、掛け金だけを払えばよいというシステムだ。

1半の場合は2点差で勝ち。1点差で負けとなる。
1半2の場合は1点差では負け。
2点差では5分勝ち。
3点差で丸勝ちとなる。

高校野球の1.2回戦ははっきりいってわかりやすい。
野球通なら大体わかるはずだ。

ところが、準々決勝、準決勝となってくると、実力伯仲しているので、ハンデを聞くたびに、悩まされる。

野球通なら、対戦カードをみれば、大体どちらが勝つかの予想はできると思う。
ところが、先にあげた ハンデを考慮するととたんに試合予想が難しくなってくるのだ。

胴元は(たとえば山口組)、勝ったほうから1割手数料をもらうので、胴元リスクが一番ないのは、掛ける客を両チームに分散させるほうがリスクが減少するのである。

極端な話、掛け金がフィフティーフィフティなら、まったくノーリスクで掛け金の1割が胴元にはいる計算になる。
全国で客がいるのだから莫大なしのぎである。

そういう背景があるから、ハンデ師といわれる人は、試合の予想だけではなくて、客の心理をも読んだ上でのハンデを出す必要がある。
だからとても悩むような微妙なハンデが出てくるのだ。

野球賭博をするようなヒトは、大体が、野球には目が肥えている。
そんなヒトをも悩ませるハンデを出してこそ、プロのハンデ師なのだ。
当時のうわさでは、青田昇と江夏豊の名前がまことしやかに伝わっていた。

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春の甲子園で少し勝たせてもらった筆者は、夏は大きく勝負に出てしまった。
そして最後の決勝戦PLVS常総を前にして総額35万円も負けていたのだ。

仕事を抜け出して、喫茶店の高校野球中継を食い入るようにみていた。

ハンデはPLから1半2だった。
意を決してPLに40万賭けた。
そのときのPLのメンバーはすごかった。
野手は立浪、片岡。投手は野村に橋本。

試合はPLが4-0で途中までリードして楽勝ムードで進行したが、終盤に4-2と2点差になってしまった。
このまま2点差で買っても5分勝ちにしかならない筆者は、
9回表「PL、もっとと打て!この野郎!」というPLがリードしてるんだからそんなに言わんでもええやん、というまわりの声を無視して応援した。

あかん、40の半分は20。20かけ0.9は18。負けが35だからこのままだとマイナス17.。

こらあかん。

そんな状況の中、最終回にPLがやっと1点追加した。
喫茶店で一人だけ、ガッツポーズをきめ、雄たけびを上げる男がいた。

9回裏にはピンチを迎え、祈るようにTVを見ていたら試合はそのまま無事終了。
掛け金40万円の1割引き36万円の勝利とあいなった。



後日、夏の甲子園TOTALの儲け1万円を国鉄職員からいただいた。


あの国鉄職員はいま、何をしてるんだろう?
間違いなく国鉄が民営化してJRになったときにお払い箱になったに違いない。

それ以来、野球賭博はやめた。
一緒に高校野球賭博にはまった友人は、プロ野球にはまっていった。

プロの試合は1日に6試合もあるので、予想が難しい。
自分の好きな球団のことなら何でも知っているが、胴元は1試合だけでは受けてくれない。
最低3試合必要なのだ。
どう考えても負けていくのだ。

日本シリーズ。日米野球までやるはめになる。
そして最後は莫大な借金の山。

ああおそろしい。

ご用心めされよ。

何気ない言葉で近寄ってくるぞ!


福岡ソフトバンクホークスの柳田がほぼトリプルスリーを決めた! [野球]

昨夜の京セラドーム対オリックス戦でソフトバンクの柳田が今季30盗塁目を決めた。

本塁打はすでに32本打っており、シーズン30本塁打30盗塁は、

今季のヤクルト山田に次いで12人目(15度目)。

リーグ1位の打率も・369まで上げ、残り全18試合で5打数無安打でも・309。

02年松井稼(西武)まで8人が達成しているトリプルスリーをほぼ確実とした。

まさかとは思うが、ここから全試合7打数無安打や6打数無安打がつづけば、三割をきる可能性が

一応あるので、ほぼ確定という表現になる。


しかしそれどころか、打率に関しては、過去の達成者で最も高い別当の・335を超え、

初の「トリプルスリー&首位打者」も可能性十分だ。

山田とともに同一シーズンで2人が達成すれば、50年別当、岩本以来2度目という快挙。

日本プロ野球界に新たな伝説ができることになる。


広島出身の柳田はいずれFAでカープに行くことになるかもしれない。

球団は、松坂にあれだけの金を払うくらいの大金持ちなのだから、

ぽーんと、大金でひきとめるだろうことは間違いない。


柳田は名門広島商時代は甲子園出場はかなわなかった。

大学も広島経済大学という野球界では(進学界でも無名)マイナーな学校へ進学してるので、

全国の野球ファンにはあまり知られてはいなかった。

今振り返って広島六大学野球リーグでの成績は、MVP、首位打者、ベストナインなどを獲得。

金本や中田翔が通っているジムで筋トレにはげみ身体をつくったそうだ。

2010年のドラフト会議には、王会長が、2位候補の中で一番飛距離のある選手は誰かと問い、

スカウトが柳田と答えた、という逸話が残っている。

そのときのライバルが西武の秋山で、現在柳田と首位打者を争っている。


SBホークスの選手の中では、川崎がいなくなって以降、女性ファンが一番多いのが、柳田だ。

そのフルスイングは、日本一だと思うが、去年までは意外にホームランが少なかった。

打率と盗塁はすでにトリプルスリーを達成するレベルニあったが、今年、ヤフオクドームが

ホームランテラスを新設したことが、結果として功を奏したのだと思う。

柳田のホームランの飛距離は、ホームランテラスはまったく関係がないが、テラスができたことで

余分な力がぬけ、ヘッドの走りがさらに良くなったのかもしれない。



今年の交流戦で、横浜球場で番長三浦投手から放ったバックスクリーン上のどでいHRは、

「野球遺産」として殿堂入りにすべきだと思うくらいのすごいあたりだった。


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柳田と山田 二人同時のトリプルスリーの可能性 [野球]

ヤクルト山田が、広島21回戦(神宮)で今季30個目の盗塁を決めた。4点リードの6回2死走者なしから中前打で出塁し二盗成功。
目標の「打率3割、30本塁打、30盗塁」の条件を満たした。
打席でも3安打猛打賞で勝利に貢献。残り試合数から今後も打率3割を切ることは考えにくく、史上9人目の偉業に事実上の「当確」をともした。
33本塁打だった山田はこの日、30盗塁に到達。

 ◆山田の打率は? 
現在、山田は487打数162安打の打率3割3分3厘。すでにシーズンの最終規定打席をクリアしており、残り19試合を欠場してもトリプルスリーが決定。仮に1試合4打数とすると、残り19試合を76打数7安打、打率9分2厘で最終成績が563打数169安打の打率3割となりトリプルスリーを達成する。

 ▼盗塁数が昨年の15個から倍増。盗塁失敗は4度しかなく、盗塁成功率が8割8分2厘。過去に30本塁打・30盗塁を達成した選手と比べると、83年簑田(阪急)の8割9分7厘に次ぐ高い成功率を記録している。山田は9月4試合で4盗塁し、8月には9試合で7本塁打の固め打ちを見せた。残り19試合で、史上初の40本塁打・40盗塁の記録も期待したくなる。

 ▼大リーグで歴史的偉業とたたえられるのが同一シーズンでの40本塁打と40盗塁の達成で「40・40クラブ」と呼ばれる。過去、J・カンセコ(88年アスレチックス)、Ba・ボンズ(96年ジャイアンツ)、A・ロドリゲス(98年マリナーズ)、A・ソリアーノ(06年ナショナルズ)の4人が記録。



ソフトバンク柳田は、この日は1盗塁を決め、28盗塁でリーグ単独トップに躍り出た。
打率3割6分、29本塁打で、トリプルスリー達成は目前。

◆打率は文句なしに大丈夫なので、ホームランと盗塁だけだが、どう転んでも間違いなく達成できるでしょう。

プロ野球の長い歴史でもまだ8度しか達成されていない偉業が、同一シーズンで3割・30本・30盗塁を同時に記録する「トリプルスリー」。

過去の達成者は、8名の偉大な野球選手。
実際に見たことのあるのは、古い順に、秋山(西武)、野村(広島)、金本(広島)、松井(西武)の4選手だ。
当然、パワーとバッティング技術とスピードを兼ね備えた名選手ばかりだ。
おもしろいことに、広島が二人、西武が二人。
最後の松井が2002年に達成して、はや13年もたった。

今回13年ぶりに、しかも二人同時にトリプルスリーを達成する選手が現れるとはものすごいことだ。
野球ファンとして、今年のこの出来事を体験できた幸せをかんじてやまない。


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博多の森日記

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